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Giro delle Regioni (イタリア)
4/25~5/1


派遣選手団

監督 大門宏
コーチ 藤野智一
マッサー セルジオ・ビアンキ
広報 小野 絹代

新城幸也 (Team VANG) 
田中聡 (Team VANG)
畑中勇介(ブリヂストンアンカー)
村山規英 (ブリヂストンアンカー)
三瀧光誠 (鹿屋体育大学)
秋山英也 (日本大学)

Reports&Results

第1ステージ Cassino~Fiuggi 107.5km

小雨のぱらついた第1ステージは、3名が長く逃げたが、
2005世界チャンピオンのGRABOVSKIYの所属するウクライナチームが、
集団をコントロールする以外、目立った展開は見られなかった。

逃げも終盤に吸収され、勝負は集団でのスプリントに。
第1ステージ、ゴールを征したのは、オーストラリアのゴス・マシューだった。

前半畑中勇介(ブリヂストンアンカー)が、
積極的にレースの展開に絡む健闘をみせた。

日本代表チームは常に、固まって好位置をキープし、
新城の22位を筆頭に、三瀧、畑中、田中、若干遅れて村山がゴール、
中盤で遅れた秋山も、無事ゴール、完走を果たした。

1.GOSS Matthew(オーストラリア) 2:37'50
2.GATTO Oscar(イタリア) 2:37'50
3.LUND Anders(デンマーク) 2:37'50

21新城幸也(Team VANG) 2:37'50
35三瀧光誠(鹿屋体育大学)2:37'50
62田中聡(Team VANG) 2:37'50
77畑中勇介(ブリヂストンアンカー)2:37'50
89村山規英 (ブリヂストンアンカー) 2:38'10
110秋山英也 (日本大学)2:43'14

第2ステージ Villanova di Guidonia Guidonia Montecelio167.8km

冒頭から、2〜4名ほどの逃げ集団の形成と、
集団による吸収が繰り返される。

中盤から豪雨にも見舞われ、道幅の細い
アップダウンの続くコースは非常に厳しいものとなった。
最終局面を迎え、集団から先行していたのは、7名の集団。

この決戦を制したのは、U23の世界チャンピオン、グラボウスキだった。

日本チームは、昨日同様健闘し、後半の山岳ポイントでも、
先頭の少数集団で、田中、新城、三瀧が好位置をキープ。
新城を筆頭に、ゴール迄約10kmの山岳ポイントを上位で通過した。

先頭3名を追う小さな追撃集団で、
新城と一緒に、下りを飛ばしていた田中は、
濡れた路面の左コーナーで、タイヤを滑らせ、激しく落車。
藤野コーチのサポートで、すぐに起き上がり再スタートしたが、
運悪く、ラスト5km地点という状況もあり、追い付く事が出来ず
4分遅れでゴール、惜しい結果となった。

今日は、路面も悪く、悪天候も重なり有望な選手の落車が多かったが、
田中自身、調子が上向きだっただけに、
チームにとっても大変残念な結果となった。
怪我がひどくなかったことが不幸中の幸いだった。。

好調の新城は、その後も好位置をキープし、
最後は、7名の逃げを許したものの、
約40名の追撃グループで 10番目でゴール。
結果的に 18位と健闘した。

その後、約40秒遅れて、約10名と共に、いずれの山岳ポイントでも「好調」をアピールした三瀧がゴール
厳しいコースを耐えに耐え、最後の登りで遅れた、畑中は約8分遅れでゴール。

また、スタート後、約30km地点と 早い段階で遅れた 村山、秋山は、
一時は完走も危ぶまれたが、中盤から本来の調子を取り戻し、
無事、最後まで走り切り完走、翌日に希望を繋いだ。

1.GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 4:15’26
2.VAN AVERMAET Greg(ベルギー) 4:15’26
3.LARPE Mickael (フランス) 4:15’26

18 新城 幸也(Team VANG) 4:15’33
52 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 4:16’10
82 田中聡(Team VANG) 4:19’41
92 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 4:23’20
101秋山英也 (日本大学) 4:31’08
111 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  4:34’32

個人総合順位(第2ステージ終了後)
1..GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 6:53’16
2.VAN AVERMAET Greg(ベルギー) 6:53’16
3.LARPE Mickael (フランス) 6:53’16

20 新城 幸也(Team VANG) 6:53’23
47 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 6:54’00
77 田中聡(Team VANG) 6:57’31
88 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 7:01’10
100 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  7:12’52
101秋山英也 (日本大学) 7:14’32

第3ステージ Orvieto~Spoleto 152.9km

序盤と終盤に山岳が控え、中盤は平坦という設定。
今日からは、昨日優勝した世界チャンピオン、
ウクライナのグラボウスキがリーダージャージを着用する。 

早朝から長距離の移動を経てのスタートに、鈍い出足になるかとも思われたが、冒頭、三瀧を含む逃げが決まる。
この逃げが吸収された後も、リーダーを含まない逃げが何回か形成されたが、
ウクライナが先頭を引く大集団との差は、
あまり開くこともないまま吸収されていく。 

終盤に設定された最後の山岳、この頂上に設定されたGPM(山岳賞)を前に、
レースが動いた。
先行していた十数名の集団からグラボウスキと、
ベルギーのVANENDERTが抜け出し、ラストスパートをかける。 
最初にフィニッシュラインを越えたのは、今日もグラボウスキ。
圧倒的な強さを見せ付けた。 

日本人選手では、新城が42位でゴール。
個人総合では34位につけている。

1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 3:51’05
2. VANENDERT Jelle(ベルギー) 3:51’05
3. LUND Anders (デンマーク) 3:51’22 

42 新城 幸也(Team VANG) 3:53’19
44 田中聡(Team VANG) 3:53’19
66 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 3:53’29
70 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 3:54’17
110 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  4:04’40
114 秋山英也 (日本大学) 4:04’49 

個人総合順位(第3ステージ終了後)
1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 10:44’21
2. VANENDERT Jelle(ベルギー)  10:44’28
3. VAN AVERMAET Greg(ベルギー) 10:44’38 

34 新城 幸也(Team VANG) 10:46’42
51 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 10:47’29
65 田中聡(Team VANG) 10:50’50
74 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 10:55’27
103 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  11:17’32
106 秋山英也 (日本大学) 11:19’21

第4ステージ Castelfranco di Sopra 〜Barberino 168.6km

今大会、最難関と言われた山岳、第4ステージ。

終盤にそそり立った難易度の高い山岳を越え、 
下りから、新城は5人で抜け出し、最後ゴール前の周回へ。 
2名が脱落、最終決戦は3名で迎えることになった。

ずっと20秒差で迫っていた追撃集団も 見事に振り切り 
HUGUET(フランス)、3位は、BELKOV(ロシア)とのスプリント勝負に!
新城は 第2位に入り、日本のロード史上にも残る、快挙を成し遂げた。

1. HUGUET Yann(フランス) 4:34’33
2. 新城 幸也(Team VANG)4:34’33
3. BELKOV Maxim(ロシア) 4:34’33 

37 田中聡(Team VANG) 4:34’47
42 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 4:34’47
63 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  4:39’4
91畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 4:44’55
98 秋山英也 (日本大学) 4:48’47  

個人総合順位(第4ステージ終了後) 
1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 15:19’08
2. BELKOV Maxim(ロシア) 15:19’11
3.VANENDERT Jelle(ベルギー)   15:19’15  
28 新城 幸也(Team VANG) 15:21’15
41 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 15:22’16
50 田中聡(Team VANG) 15:25’42
75 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 15:40’22
99 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  15:57’21
104 秋山英也 (日本大学) 16:11’07

第5ステージ CASALPUSTERLENGO-LODI115.6km

ほぼ、平坦のステージ。
早朝5時起床、相変わらず、ぐずついた天候の中、
チーム車両で、スタート地点(MILANO北西部のLODI)まで約200K移動し、
朝9時半の出走にそなえる。
午後にはタイムトライアルが控えている。

監督からはレース後、レース中、特別細かい指示は出さず、
レース中、様々な展開に於いて、対応する為のポジション取りの重要性、
並びに、前半からゴールまで勝利を目指して色々な可能性を試すことが、
今回のメンバーの将来にとっても、最も大切なことを改めて説明した。

スタート直後から、畑中や三瀧等、逃げグループを形成するために、
積極的に動くが、予想された通り、リーダーを抱える
ウクライナチームのマークが厳しく、
決定的な、エスケープグループは決まらず、
ハイペースで、淡々とレースは進んだ。

最終的に、メイングループのままゴールを目指す形になった。
終盤の小周回に突入、アタック合戦はますます激しくなる。
村山が新城のアシストをするフォーメーションで
ゴール勝負にラスト500mを切り、落車が発生、
膨らんだ形で難を避けた新城と、内側から抜けた形の村山をはじめ
12名のゴールスプリントにもつれこむ。
ここで勝利をもぎとったのは、スロベニアのILESICだった。

村山が7位、新城が10位と、
日本人選手から2名が10位以内に食い込むという好成績を残した。
日本チームにとって価値ある結果となった。

第5Aステージ
1. ILESC Aldoino (スロベニア)2:34’13
2.GATTO Oscar(イタリア)2:34’13
3.FEILLU Romain(フランス)2:34’13

7 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  2:34’13
10 新城 幸也(Team VANG)2:34’13
60 田中聡(Team VANGC)2:34’16
79 三瀧光誠(鹿屋体育大学)2:34’16
102 秋山英也 (日本大学) 2:39’16
108 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 2:39’16

個人総合順位(第5Aステージ終了後)
1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 17:53’24
2. BELKOV Maxim(ロシア) 17:53’27
3.VANENDERT Jelle(ベルギー)  17:53’31

26 新城 幸也(Team VANG) 17:55’29
40 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 17:56’32
50 田中聡(Team VANG) 17:59’53
78 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 18:19’38
96 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  18:31’34
104 秋山英也 (日本大学) 18:47’24

第5bステージ(個人タイムイトライアル)11km

リーダーのグラボウスキが、9秒の差をつけて優勝。
結果、総合でも2位以下とのタイム差を自力で広げ、
明日の最終ステージに備える形となった。

1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 13’05
2. STANNARD Ian (イギリス) 13’14
3.STEENSEN Andre(デンマーク)  13’35

50 新城 幸也(Team VANG) 14’36
85 田中聡(Team VANG) 15’30
94 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 15’55
100 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 16’08
101 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  16’10
107 秋山英也 (日本大学) 16’19

個人総合順位(第5ステージ終了後)
1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 18:06’29
2. BELKOV Maxim(ロシア) 18:07’08
3.VANENDERT Jelle(ベルギー)  18:07’23

26 新城 幸也(Team VANG) 18:10’04
46 三瀧光誠(鹿屋体育大学) 18:12’40
51 田中聡(Team VANG) 18:15’23
78 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) 18:35’33
95 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  18:47’44
103 秋山英也 (日本大学) 19:03’43

第6ステージ Lodi~ S.Giuliano Milanese132.5km

フランス人のアタックで始まった、超平坦の最終ステージ。
三瀧、秋山、畑中らが、日本チームからも
エスケープグループに誰かを入れようと試みるが、
総合を死守したいウクライナ、ステージ優勝を目指すイタリアらを中心に、
ハイペースの展開に。

ラスト50K付近で、コントロールされたグループから、
凄まじいスピードで抜け出した、オランダ、ドイツ、2名のアタックが決まり
1分30分近くリードしたが、イタリア等、
まだ勝利を挙げていないチームも動き、
逃げも吸収され、
集団スプリント勝負に持ち込まれた。

新城が、村山をアシストし、
村山6位、新城8位、田中16位と、過去最高の入賞率を果たした。
昨日に続く新城の好アシストを賞賛したい。

優勝は、GATTO(ITALIA)
今大会、余り良い所が無かった、イタリアチームが念願の一勝を上げた。


1 Oscar Gatto (Ita) Italy 2.44.59 (48.186 km/h)
2 Aldoino Ilesic (Slo) Slovenia
3 Michal Golas (Pol) Poland

6.村山規英 (ブリヂストンアンカー) 
8.新城 幸也(Team VANG)
18. 田中聡(Team VANG)65位秋山英也 (日本大学) 2:45’28
71.三瀧光誠(鹿屋体育大学)
92.畑中勇介(ブリヂストンアンカー)

最終個人総合順位(第6ステージ終了後)
1. GRABOVSKIY Dymytriy(ウクライナ) 20:51’28
2. BELKOV Maxim(ロシア) 20:52’07
3.VANENDERT Jelle(ベルギー)  20:52’22

27 新城 幸也(Team VANG) +3’35
45 三瀧光誠(鹿屋体育大学) +6’40
50 田中聡(Team VANG) +8’54
79 畑中勇介(ブリヂストンアンカー) +29’33
94 村山規英 (ブリヂストンアンカー)  +41’15
102 秋山英也 (日本大学) +57’43