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Giro delle Regioni (イタリア)
4/25~5/1


インタビュー

田中 聡(Team VANG)

昨年に続き、2回目のチャレンジ。
アンラッキーにも、ひどく体調を壊しての参戦に。
直前の1dayレース、リベラッツィオ−ネには、
参加を見合わせる状態で臨んだレジオニだった。

確かにイタリアに来たとき、調子は最悪でした。

ひと言ひと言、自分の中で言葉を確認するように
言葉を紡ぐ。
表情は、穏やかだが、明るくはなかった。


でも、リベラッツィオーネに出ず、
宿に残って調整した時に、ずいぶん感覚が戻ったんです。
日に日に良くなって行って。

でも、目標としていたレースに万全の体調で臨めず、
悔しかったです。

悔しかっただろう。
昨年のレジオニでは、田中選手は、日本の誰よりも強かった。
今年の挑戦にも期待がかかっていたはずだ。

不完全燃焼、ですね。

ちょっと淋しい笑顔を浮かべて続ける。

落車があったり、第3ステージで中切れがあって、
前の集団に行かれなかったり。

去年は上りゴールだったのに、
今年はみんな上ってから最後に下って、ゴール、
という設定ばかりになってしまって、
自分にとっては残念でした。

だが、早生まれの田中選手には、来年がある。
来年もU23として出走できるのだ。


もう一度、チャレンジしたいですね。
去年よりは、レースも見れているし、
勝負できる位置にも来ているはず。

来年の、目標は?と尋ねてみた。
おそらく、大親友である新城の打ち立てた2位というリザルトが
田中の頭を駆け抜けたのだろう。


「前の年よりはよく」ないといけませんから、
来年は....そうですね、ジャージでも獲りたいですね。

目標として来たレースでうまく行かないことが続き、
いろいろと考えたのだろう。

やはり、日本でできることには限界があって、
こうやって海外で活動する中で、
いろんなものが身に付いているんだと思うんです。

全部、ひとつひとつの積み重ねで、
いきなりデカイことはできませんから、
今できることをやって行く。
何も、無駄にはできませんから。

半ば、自分に言い聞かせるように、田中は語った。

次々と、レースがやって来て、
立ち止まっては、いられませんから。

来年、この選手の3度目の挑戦に、
大いに期待したい。